2009年09月23日

リズム 森絵都


内容(「BOOK」データベースより)
さゆきは中学1年生。近所に住むいとこの真ちゃんが、小さい頃から大好きだった。真ちゃんは高校には行かず、バイトをしながらロックバンドの活動に打ち込んでいる。金髪頭に眉をひそめる人もいるけれど、さゆきにとっては昔も今も変わらぬ存在だ。ある日さゆきは、真ちゃんの両親が離婚するかもしれないという話を耳にしてしまい…。第31回講談社児童文学新人賞、第2回椋鳩十児童文学賞を受賞した、著者のデビュー作。

こどもにも、読めて意味の分かる児童文学。
作品からの学びがあって、でも、押しつけじゃなくて。

自分が中学生の時はどうだったかを思い出すと
こんなにいい人ばかり出会うわけないし、
もっとひねくれていたよなぁ、と思うけど
それよりも
「中学生」っていうものにあこがれていた小学生時代を思い出すかも。
そして、そのころにあって、今には無いものも、思い出したり。

すぐに読めちゃう作品。
だけど、じっくり読むと、味が出る。そんな気がします。

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ニックネーム rieo at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 森絵都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

カラフル 森絵都 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。

人生はやり直しがきかない。でも、見方を変えることで全然違う世界になる。
そんなピュアであり、王道ともいえるメッセージを、とても豊かな表現力で描いている。
さすが児童文学賞作家!!!中学生にも読みやすいし大人でも退屈しない物語です。
と書きつつ、この間、何度目かの読み返しをしていて感じたこと。
見方を変える事なんて、生まれ変わる位のきっかけがないとなかなかできることじゃない。
今、現実的に出来ること、それはとりあえず受け止めることなのかな、と。
受け止めて、「どうしてそうなるんだろう」って考えてみること。
相手に反発せず、とりあえず共感できるところを探すこと。
その繰り返しをしているうちに、きっと世界が変わっていくのだろうな、と。

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ニックネーム rieo at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 森絵都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

つきのふね 森絵都

内容紹介
心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。唯一の心の拠り所だった智さんも静かに精神を病んでいき・・・。放火事件と旧友の売春疑惑、青春の闇の中を一筋の光を求めて失踪する少女を描く傑作!

中学生向けの児童書としてかかれた本が、角川の単行本に。
という事はよく知らず、ひらがなだけのタイトルと
その薄っぺらで読みやすい文量にひかれて購入しました。
青春小説です。おもいっきり。
でも、そこに書かれてる友情は、きっと私たちの現実生活よりも
ずっとずっと奥が深くて、オトナなんだなぁって思う。
今、誰か一人のことを、そして自分のことを
こんなに見つめているだろうか・・・って考えてしまいます。
中学生よりも、
その頃を振り返りたい大人のための児童書、といえるのかも。


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ニックネーム rieo at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 森絵都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

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