出版社 / 著者からの内容紹介
医学的には脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、言葉を話すことのできる少女、葉月。生きることも死ぬこともできない彼女が望んだのは、自らの臓器を移植を必要としている人々に分け与えることだった――。
「幸福の王子」のお話、私はなんだか切なくて泣けてしまうのです。
そのお話をモチーフにした作品。
王子でいうところの宝石が、ある少女の臓器だったわけで。
それを与えられる人々のドラマを、運び屋でもある青年が見守っていくという
ある意味短編集のようにも取れる小説。
サクサクとテンポよく読めたのは、私が医学用語や疾患をよく知ってるからでしょうか?
無関係のようであり、水面下で複雑に絡み合っている登場人物たち
そのへんを感じ取りながら読むと、さらに面白いのだと思います。
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