それぞれに心に暗い闇を持ち、何かと戦い続けている。
「家族」何気なく使うその言葉のもつ意味を問い続ける。
女の幸せって何なんだろう。
いつも彼女が描くものは、現実よりも現実らしい人間の全て。
とりわけ「女」というものを、これほど忠実に書ける人ってそうはいない。
この物語はもちろんフィクションなのだけど
読む私にとってはノンフィクションなのだ。
だって、私が一度は感じた事のある感情が、ありのまま、そこにあるから。
途中から怖くなりました。
歯車が一つ違ってしまうだけで、家族という仕組みは動かなくなる。
それでも残る家族という絆の強さ・・・強要されるものの大きさ。
家は安らぎの場であり、自分を出せる場所であるはずなのに、
自分を出す事で、また何かが壊れてしまう。
私の生きているこの世界も、そうなのでしょうか。
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