内容(「BOOK」データベースより)
side-A
小さな広告代理店に勤める僕は、学生時代に事故で失った恋人の習慣だった「五分遅れの目覚まし時計」を今も使っている。その五分ぶん、僕は社会や他人とズレて生きているようだ。そんな折り、一卵性双生児の片割れ「かすみ」と出会う。かすみは、双子であるが故の悩みと、失恋の痛手を抱えていた。かすみの相談に乗り、彼女を支えているうち、お互いの欠落した穴を埋め合うように、僕とかすみは次第に親密になっていく―。
side-B
Side-Aのラストシーンから二年。ある日、本当に久しぶりに尾崎さんから電話が入った。もう二度と会うまいと決めていたのに-。再会した尾崎さんは、「頼みがあるんだ」と、信じられない話を切り出した。
単行本をあまり買わない私としては、待望の文庫化という感じ。
こんな性格の人、いるよなぁって思う。
でも、その内面そのままに社会で生きていくことは出来なくて、なんか変なところに歪みが生じているというか。
そういう歪みの部分が強調された作品なのかな。
でも、緊張感が長く続かないのは、設定が今ひとつ自分とシンクロしないから?
これまでの彼の作品に比べると、インパクトは少ないような気がします。
side-Aとside-Bの違いがよくわかっていなかったのですが、
同時進行ではなくて、続きというか、視点を変えてみたというか。
とりあえずside-Aから読まないといけない作品ですね。
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