2008年05月26日

アルゼンチンババア よしもとばなな

内容(「BOOK」データベースより)
街はずれの廃屋みたいなビルに住む、変わり者で有名なアルゼンチンババア。母を亡くしてからしばらくして、みつこは自分の父親がアルゼンチンババアとつきあっているという噂を耳にする。思い切ってアルゼンチンビルを訪ねたみつこが目にした、風変わりで愛しい光景。哀しみを乗り越えていっそう輝く命と、真の幸福の姿を描く大傑作。


題名のインパクトが強すぎますよね。
2007年には役所広司さん、鈴木京香さんらの出演で映画化されていたようですが、その時は全く気付きませんでした。

「人間には、いろんな生き方があって、正解も不正解もない。
 他人の尺度で計った幸せは、本当の幸せじゃない。」
言わずもがな、といった感じの「幸福論」なのだろうが、
それがとても活き活きとした文体で、綴られている。
強烈な個性をもつアルゼンチンババアに惹かれる自分の父親。
それを最初は笑い飛ばしつつも、
いつのまにか、その世界に、自分も引き込まれていく。
18歳という年齢の女の子ならではの純粋さが、あちこちにちりばめられている。
奈良美智さんのイラストが、これまたステキ。
文庫本なのに、すっごい得した気分。
4344408357アルゼンチンババア (幻冬舎文庫)
よしもと ばなな

幻冬舎 2006-08
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ニックネーム rieo at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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