内容(「BOOK」データベースより)
両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝って暮らす彼女に島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて―。心に傷を持つ人々が織りなすイノセントでピュアな愛の物語。
イルカとの触れあい・チェロの音色・・・心の傷を癒してくれそうな2つの組み合わせ。
でも、それらをただ与えれば勝手に傷が癒えていくわけではなくて
そういったものから何かを感じ、自分でそこから乗り越えていくパワーを生み出す力を思い出させてくれるんだろうなぁって思う。
その効果は、暖かい人たちとの繋がりや、自分と同じように傷ついた人と接する事からも生まれてくる。
そんな過程を描いていった作品。
どろどろした人間関係が描かれているけど、終わった後にはピュアな気持ちになる。
読んでいるうちに、自分の中で、かってに「フェルマータ・イン・ブルー」の曲ができていくようでした。
| 青のフェルマータ | |
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